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エリザベス女王が普段過ごしているバッキンガム宮殿。普段はその中に入ることは出来ませんが、女王が夏休みの間(2019年は7月20日~9月29日)はウィンザー城で静養するため、特別に宮殿内部に入ることが出来ます。
今後イギリスに同じ時期に来るか分からないし、アイルランドに住んでいるタイミングだ!と思い行くことに。同じ日に予定を詰め込んで、ミュージカルで一番好きなオペラ座の怪人も観てきました~!
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バッキンガム宮殿のチケットはフルコース『Royal Day Out』
バッキンガム宮殿の内部見学にあたり購入したのは『Royal Day Out』。このチケットに含まれているのが
- The State Room 普段は非公開の公式広間
- The Queen’s Gallely レオナルド・ダヴィンチ没後500年記念の展覧会
- The Royal Mews 実際に使用されている馬車の展示
お値段は大人£45、学生£40。1£=141で計算すると大人6,345円、学生5,640円。
安くは無いんですよね……。この2か月分の入場料をバッキンガム宮殿の維持費に充てているそうです。2か月で1年間分ってすごい。
ここもDior展と同じくしてアイルランドのStudent Leap Cardが使えるのではないか?と思い、学生チケットで購入。ドキドキしながら受付に行ったけれど、IDの確認はされずスルッとチケットが発券されました。
The Queen’s GallalyとThe State Roomは時間指定がされているので時間厳守。
時間指定の順番的に、The Queen’s Gallaly(1時間15分)→ Rhe Royal Mews(1時間)→ The State Room(2時間15分)の流れで見学して行きます。合計でなんと4時間半……!
始まりのダヴィンチ展をじっくりと観ていたら時間が押し、焦ってThe Royal Mewsに駆け込んだら係のお姉さんに「State Roomが終わった後でもOKよ!」とのことでした。
なので来年以降行かれる方で、時間が無い場合には後回しにすることをおすすめします。
The Royal Mews 煌びやかな馬車
ここまでバッキンガム宮殿のことを書いていてアレなんですけども……The Queen’s Gallaly、The State Room共に写真撮影はNGなんです。
唯一撮ったThe Royal Mewsの写真がこちら。
始めMewsをNewsと読み違いをしていて、
……こんなレベルでも海外で暮らすことは出来ます。
実際に使われている馬車。使用人達がドアの開け閉めをするため、ドアノブは外側のみで内側にはありません。
お馬さんたちの厩舎(きゅうしゃ)。白塗りの天井が美しいですね。
一瞬本物かと思ってびっくり(笑)
これが一番豪華な馬車だそうです。金ずくめ……!一度でいいからドレスアップしてこの馬車に乗ってみたいですね。
ダヴィンチ展鑑賞とバッキンガム宮殿の内部見学をしてみて
何年も前から「絶対に行きたい」と期待を込めてきた場所ではなかったのですが、ダヴィンチ展もバッキンガム宮殿も、入った瞬間に何でか涙が出たんですよね。
初のひとり旅で心細い中、目的地に行けた達成感かもしれないし、”歴史が持つ重厚感”に圧倒されたのかもしれません。
アイルランドに住まなかったら今回旅行で行った場所どころか、イギリスに興味を持つことも無かったと思うので、不思議なものですね。
敷地内にはお土産屋さんもあります。食器や紅茶、オーナメントやぬいぐるみなど”バッキンガム宮殿印”があると、ただの紅茶でも美味しそうに感じるマジック。
Fortnum & Mason フォートナム・アンド・メイソン
バッキンガム宮殿の見学を終え、地下鉄でピカデリーサーカス駅へ向かいます。駅名すらカッコいいよロンドン……!目的はミュージカル「オペラ座の怪人」鑑賞なのですが、その前に紅茶を買うべくFortnum&Masonへ。
英国王室御用達のお店で、紅茶だけでなくお惣菜や食品も売っています。高級感があって三越っぽい感じ。アフタヌーンティーも出来るので誰かとまた行きたい。
お店に入った瞬間に感じるディズニーランドのようなワクワク感。パステルカラーで統一されたディスプレイと、お茶好きにはたまらないハンパ無い量のお茶お茶お茶……!!
ガイドブックに載っているんですかね?お客さんの8割方が日本の方でした。アイルランドに居ると日本人の観光客にはまず会わないので、なんか新鮮でした。わたしも観光客なんですけどね(笑)
お土産は小分けのフルーツティーにしました。2,500円くらいだったかな……?缶詰めの紅茶も沢山あって魅力的だったのですがかさ張るのと、他の国でも紅茶を買いたいので少しで我慢。
さて最後はオペラ座の怪人!