イギリス

【ロンドンひとり旅④】ミュージカルの本場ロンドンで『オペラ座の怪人』を観る

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ロンドン旅行記はこれで最後です!

ミュージカルの本場で『オペラ座の怪人』を観る

ミュージカルと言えばNYのブロードウェイが本場と言われていますが、ロンドンのウエストエンドもそれに匹敵するくらい有名な場所。

日本でも人気のオペラ座の怪人、キャッツ、マンマ・ミーア!などは、ウエストエンドが初演でその後にブロードウェイで公演が始まっています。

チケットはどうやって買う?

現地で「ミュージカルを観よう」と思い立ち、チケットを取る方法をその場で調べる行きあたりばったり旅。

当日券や数日後の空席を割引で売っているTKTSも行ってみましたが、お目当てのオペラ座の怪人のチケットは無かったので、公式ページで購入することに。

購入時に要注意なのですが、Google Chromeで自動翻訳を付けていると何度やってもエラーになってしまい買えませんでした。もし上手く行かない場合は翻訳機能を一旦解除してみるといいかも。

席は一番安いバルコニーで、手数料を含めて£26.80(約3,800円)。購入後にすぐメールが届いて、画像のチケットを入り口で見せるだけでOKなので印刷しなくても大丈夫。

Her Majesty’s Theatre ハー・マジェスティーズ劇場

ハー・マジェスティーズ劇場の入り口を開演前にチラ見。

ポスターを見るだけでアガる……!

スマホのカメラ、暗闇か弱すぎる

画像が悪くて恐縮なのですが、バルコニーの席からの見え方はこんな感じです。ちょっと見え辛いかな?と思ってたら、なんと足元にこんなサービスが……

£1(140円)で借りられるオペラグラス。ちゃっちさは否めないけれど、背に腹は代えられないので1ポンドを投入!お陰でよく見えました。

オペラ座の怪人の元祖?!

オペラ座の怪人と言えばダーーッダダダダダーーー!!!(伝わりますかね?)で始まる音楽で有名ですが、起源は違う作品なんです。

オペラ座の怪人は作家ガストン・ルルーの小説が起源で、小説を元に映画やミュージカルの作品が生まれました。初のミュージカル化はイギリス人劇作家ケン・ヒル。(これは大コケ)

その作品に影響を受けたのがアンドリュー・ロイドウェーバーです。 今日誰もが聞いたことがある有名な楽曲を作り出した人。

何年か前に東京でケン・ヒル版のミュージカルを観ましたが、楽曲が異なるのでアンドリュー版とは全く違う作品でびっくりしました。

観てみた感想

ひと言で表すと「ファントムが最高過ぎる!」

さすがは主役。声量と音域は圧巻で鳥肌が立ちました。今まで、映画・劇団四季版・ケンヒル版と観てきましたが、そのどれよりも素晴らしくて世界にぐいぐい引き込まれていく感じがしました。

聞き惚れるうっとりする声で、嫁にもらってくれないかな?って本気で思ったほど(笑)この感動を共有出来ないのがひとり旅の辛いところですね……。

他に回ったところ

ロンドンネタだけでいつまでも書けてしまうので、あとはざっと書いていきます!

大英博物館

建物の大きさが伝わりますかね……?下に写っている人と比べると、とんでもなく大きいし中も広い。

一番有名なのは入り口近くにある石碑“ロゼッタストーン”。ルーブル美術館のモナ・リザのごとく見学する人もひしめき合っているし、自撮りをしている外国人も多かったです。

ワンピースに出てくるポーネグリフって、これを元にしているんですかね?

調度品や

彫刻、民族衣装、アクセサリー、武器などなど……本当に沢山で見切れないほど。オーディオガイドを借りて回っていたのですが、数の多さに途中で疲れてしまって全て見切れずに終了。

韓国人も認めるクオリティの高さ

アイルランドで住み始めてから、どんなレストランを一番欲するかと言うと、わたしは断然日本食より「辛い料理」。日本食レストランのクオリティが低いってのもありますが、刺激物を食べたくてたまんない……!求めるのは、唐辛子>ワサビ>タバスコ!

アイルランドの韓国料理屋さんも美味しいのですが、韓国の友人より「ロンドンの方が本場に近い」との情報。

ビビンバ

美味しい……!

キムチチゲ

正直、日本食以外だと本場に近いかどうかなんて比べられないんですけどね。でも食べたいものを、想像していた味で食べれた時の満足感と言ったら!ランチで1,500円くらいなので、バカ高いわけでもなくありだなって思いました。

ウォレスコレクション×マノロブラニク

最終日に行ったのですが、一番好きな美術館でした!

これが自宅とは…!

ウォレスコレクションは、侯爵家が実際に住んでいたお屋敷がそのまま美術館になっています。 侯爵家によって収集された貴重な個人コレクションを、なんと無料で見学することができます。

個人宅とは言えとても広いですが……ナショナルギャラリーや大英博物館と比べると、小ぢんまりとしてい全てを見切ることが出来る広さです。

わたしの目当ては、この美術館と靴デザイナー、マノロ・ブラニクとのコラボ展。マノロ・ブラニクは、Sex and the cityで主人公のキャリーが履いていたことでも有名な靴のブランドです。

ウォレスコレクションに通っていたマノロが、展示してある絵画からインスピレーションを受けて作られた靴が展示されているんです。

映画『マリーアントワネット』で使われた靴。

展示物もいちいち可愛い……!

朝一で行くと空いていてゆっくり見ることが出来ますよ。

これが自宅ってどんな気分なんでしょうね。庶民には到底想像のつかない世界。

旅の終わりに

いつも旅を終えるときは日本に向かうのに、帰る場所がアイルランドなのは不思議な気持ちでした。

ロンドンからの飛行機で、隣に座ったアイリッシュのおじいちゃんに紅茶をご馳走になって、JALの素晴らしさを力説されたのも良い思い出。

ひとり旅は気楽で良いけれど、やっぱりわたしは誰かと一緒に旅をする方が好きだと気付けました。

そして、ついこの間旅をしたと思っていたらもう2ヵ月も前。もっと早く書けって話ですよね(笑)この2ヵ月の間にも旅をしたので、また懲りずにどうぞお付き合いください!

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