イギリス

【ロンドンひとり旅②】V&A クリスチャン・ディオール展と、その当日券ゲットまでの道のり

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ロンドン2日目。どうして高い航空券でも、今回ロンドンに行ったかと言うと、ヴィクトリア&アルバート博物館(以下、V&A)で開催されていたクリスチャン・ディオール展のため。そう……すべてはDiorのため。

元々はパリの装飾美術館で開催された「Christian Dior: Couturier du Reve」で、ロンドンの展示名は「Christian Dior: Designer of Dreams」。ロンドンのオリジナル展示も含まれています。

当日券が欲しい……!

8月末に終了で、8月の初めにチケットを予約しようとしたらSOLD OUT。どうしても行きたくて、どうにかならんもんか?と調べたところ2パターンの可能性を発見。

  • 当日券を狙って朝から並ぶ(チケットを取れる確証なし)
  • 年間 £79 11,139円(10/23時点 £1=141円) のメンバーシップに加入するか(確実に入れる)

確実に入れるメンバーシップは魅力的。でも常設展は無料なので、これからの企画展で行きたいのがあれば年パスもありかと思ったけど、これは最終手段にすることにしました。

8:30 開場90分前 すでに先客多数……!

当日券を入手すべく、ネット情報を読み漁りまくる。「90分前に行ったら取れた」「30分前でも取れた」…とゲット情報は様々。

残り数日で終わるので混み合うことを想定して、8:30(開場90分前)に行きました

すでにこの列……!

ざっと数えて、わたしは30番目。事前情報だと金曜日の枚数は40枚とのことで、何とか大丈夫そうかと思いながらソワソワ。

壁際に並んでいるとV&AのWi-Fiを拾えたので、待ち時間はこのあとのロンドン旅行の計画を練って待ちました。

9:30 開場30分前 伸びる列

200人以上は並んでいたと思います。当日券は並べばみんな貰えるのかしら……?と思う程、どんどんと列が伸びていきます。

9:50 開場10分前 整理券が配られる。

番号はランダム

無事に整理券をゲット!これを持ってチケット売り場でチケットを購入します。

整理券を貰えなかった人達はかなりの数がいたようで、会期終了間近も相まりメンバーシップに入っている人も多かったです。

まさかのアイルランドのStudent Leap Cardが使えた

チケット代は寄付なしで大人£24(3,384円)。分かっちゃいるけど安くない……!と思っていたら、学割があるではないですか。価格は£19(2,679円)

アイルランド内だとStudent Leap Card(学生版リープカード)は、学生証代わりに学割が効くんです。まさかここはイギリスだし無理かな?と思いながらも試しに出してみたら、なんとOK

チケットは時間制になっていて、直近の時間でお願いしたら12:30の回でした

ちなみにナショナルギャラリー(だったかな…?)のオーディオガイドも学割があって、ここもLeap Cardで学割が効きました。ありがてぇ。そしていよいよ会場内へ……!

展示内容を一挙公開

この日のために持って行った一眼レフが謎の不調でボツになり、仕方なしにスマホで撮ることに。

この中央にある階段を降りていきます。

入ってすぐの展示ですでにうっとり。

初期の頃のカタログですってよ、奥様。

会場にはクリスチャン・ディオールの生い立ちから、過去の作品。ムッシュ ディオール亡き後を継いだデザイナー達の作品も展示されていました。

デッサン画、マーガレット王女のドレス

写真だと薄くて見え辛いけれど、デッサン画。

エリザベス女王の妹、マーガレット王女が21歳の誕生日に着たドレス
どんな造りになっているんだろう…

TRAVEL

訪れた国々から受けた、刺激やひらめきを元にデザインされたドレス。

これはメキシコ

ちなみに日本もありました。

……もっと「和」っぽさを表現しているのかと思いきや、桜モチーフのドレスでした。「日本と言えば桜!」と思う程に、ムッシュ ディオールはその美しさに感動したのかな?……なんて思ってみたり。

中国。

インド…だったけな?

Miss Dior ~お花モチーフの華やかドレス~

ナタリーポートマンが、Miss Dior perfumeの広告に出た時のドレス。

小さいお花は、シルクシフォンで作られていて一つ一つ縫い付けてあります。どれだけの制作時間が掛かるんでしょうかね……。

お花をモチーフにした作品。デザイナーの目線で見ると、こんな素敵なドレスが生まれるんですね。すごい。

イヴ・サンローラン

クリスチャン・ディオール没後に継いだのが、イヴ・サンローラン。彼のサクセスストーリーを描いた映画『イヴ・サンローラン』 を観て、さぞ長い間ディオールのデザイナーをやっていたんだろう!と思っていたらまさかの2年間。

他のデザイナー達は10年選手もいる中で名を刻んでいるのは、彼がムッシュ亡き後のディオールを支えたのがあるからなんでしょうかね。

イヴ・サンローランによる素材の指示書

美しきグラデーション

色別に展示されたドレスや小物。

最後のドレスは2016年~現在、ディオール初の女性デザイナー、マリア・グラツィア・キウリがデザインしたもの。見た目も軽やかでふわっふわで可愛い!

V&A×Dior展限定グッズ

展示もさることながら、限定グッズも絶対に買いたい…!と、闘志を燃やしていました。

お目当てのトートバッグは1人3個までの購入制限付き。2色のうちグレーが人気のようで、事前にブログを読み漁っていたら「売り切れてた…」なんて情報もあり、ドキドキしながら行ったけど…

在庫潤沢であっさり買えました(笑)

係の人達が次から次へとバッグを補充していて、

あと1日しかやらないのに強気な在庫。さすがディオール

なんて思ったりもしましたが、買えなかったらハンカチ噛みながら泣いてたかもしれないし、買えて良かったです。

グッズコーナーも大賑わい

グッズ売り場はDior展のチケットが無くても入ることの出来るエリアにありました。

トートバッグの他にも

ノートや鉛筆もこのエキシビションのために作られていて、いちいち可愛い。

購入品紹介

あれもこれも欲しくなってしまいますが、飛行機の機内持ち込みの規定で、リュックサック1つで帰らなければならず……厳選して買ったのがこちら!

表側
裏側
  • トートバッグ £25(3,525円)
  • ノート 各£5(705円)

V&A×Diorコラボのバッグとノート。良いお値段ではありますが、限定品に弱いのでここは迷わずに購入しました。

おまけ 世界で最初のミュージアム内カフェ

美術館の中にカフェがあるのは当たり前だと思っていましたが、元祖がV&Aカフェなんだそうです。カフェと言ってもフードコートのように前菜、主食、デザートなど、各ブースから好きなものを選んで最後にお会計をするスタイル。

広い3つのお部屋があって、写真はそのうちの一つ。めちゃめちゃ豪華ですよね……!

サラダの三種盛り

美しい装飾を観ながらのランチは贅沢な時間でございました。その後、V&Aの常設展を観ましたが、展示物が多すぎて時間がいくらあっても足りないくらいでした。

宝石がふんだんに使われたジュエリーの展示は圧巻

以上がV&A クリスチャン・ディオール展のご紹介でした。少しでも楽しんで頂けたらうれしいです。次はバッキンガム宮殿についてにしようかな。早く旅行記書き終えてアイルランドのことも書きたいところです。

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