初めて髪を染めたのは高校卒業後の春休み。ピアスの穴も開け、これから始まるキャンパスライフに向けて気分はイケイケ。中高と校則が厳しく、その反動のいわゆる大学デビューってやつですね。
いつもは美容院で染めてるのですが、これまでの人生で2度自分で髪を染めたことがあります。1度目は何でかふと思い立ちコンビニに走って真夜中に。2度目は知人に不幸があり、お葬式参列のために急遽髪色を暗くしました。
……とまぁ、自分で染めたのは突発的な事態だけなのですが、タイトル通り人生3回目はアイルランドで染めてみました。
色々と書きましたが要は時間とお金の節約と、単純にセルフカラーへの好奇心です(笑)
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セルフか美容室へ行くか悩む
海外生活が長い日本人女性って、黒髪ロングな人が多いイメージがあって。「何でだろう……?」と常々思っていましたが、アレですね。
日本の美容室ほど満足いく仕上がりに期待が出来ないから。これは海外の技術うんぬんだけではなくて、細かいニュアンスまで伝えて美容師さんが応えてくれるか……?ってのもあるんだと思います。
いちいち気を揉むならばいっそナチュラルが一番楽でいいんじゃない?ってのがみんなの行きつく先なんですかねぇ。
もちろん海外在住の日本人美容師さんもいらっしゃるので、指名してお願いすれば良い話なのですが考えることはみな同じ。
アメリカやカナダとかは日本人美容師さんも多そう(勝手なイメージ)ですが、ここアイルランドだと恐らく数名しかおらず予約が取り辛かったり、価格がローカルよりは高めだっりするようです。
プロの意見を仰いでみるが……
何年かに一度湧き出てくる「もういっそ染め直す手間もいらない地毛を伸ばそう」マインド。何度もカラーリングするのは手間だし、何より髪の毛がどんどん傷んでく恐怖。
染める前の状態はと言うと……
室内で横から見るとこれでも大丈夫そうな気もするのですが……
顔周りの色が抜けすぎて金髪。同じ色で染めてるはずなのに、ドライヤーの当て方の関係なんでしょうか。
今回わたしが目指すイメージは地毛以外を染める作戦。セルフカラー10年振りにしてレベルの高そうなことだったので、まずはお世話になっている美容師さんに聞いてみたところ
要約すると
- 自分だけで染めるなら部分染めは難しい
- 全部染めが手っ取り早い
大事なのは先々の予定を考えて、どうして行きたいか。明るくする予定がないなら黒染めもありだけど、黒や暗い色は色素が濃いから明るくしたくなった時に厄介らしい……。
至極まともな意見を聞いて思ったのが、
悩むことがめんどくさくなって早速やってみることに。まずは試してみてダメならまた生えてくるから問題ないだろう!
使ったのは€5(約620円)のヘアカラー
色も真黒以外で暗くなればいいかなーくらいだったので、Boots(日本でいうマツキヨ)でセールになっていた商品を購入。お値段なんと620円!
色はダークブラウンにしました。
セット品はこんな感じ。これは日本の製品と同じですかね。
仕上がりのイメージ。果たしてこんなに上手いこと出来るんだろうかね。
必要なもの
揃えたものはこちら。染めるために新しくグッズを買いに行くこともしたくなかったので(出不精)家にあるもので代用してみました。ニベアについては後述します!
- ヘアカラー
- 髪ゴム 何個か
- ニベア
- スーパーの袋 2枚
- くし(あれば。わたしは無かったので使わず)
染める前に必要な2つの準備
①まずは塗りむらが無いように髪の毛を何束かに分けます。わたしは6束に分けました。スーパーの袋1枚は穴を開けて被り、ケープ代わりに。
②フェイスライン、耳にニベアを塗る!ニベアでなくてクリームだったらなんでも大丈夫で、これを塗っておくことで染料が付いてしまっても簡単に洗い流せるので楽ちん。
いざセルフ染め!!
付属の容器に染料を混ぜて……
説明書きには30分以内に塗るように!とあったので急いで塗る。
ミディアムの長さでちょい余るかなといった量でした。ロングだと1箱では足りないかも。
まんべんなく揉み込んだら髪をひとまとめにして
ビニール袋を巻いて30分放置。その後、水がきれいになるまで流す → タオルドライ → 付属のトリートメントを塗って2分待つ → 洗い流す → 完成!!!!!!
真冬にシャワーのお湯が何故か出ない状況で、水シャワーで何とか乗り切りました。ふう。
気になる染め上がりは……
説明書の通りにシャンプーは無しで、乾かしたのがこちら!
どうでしょうか。だいぶ落ち着いた色になりました!
比べてみるとこうなります。抜けきっていたところも染まり見た目も上々。10年振りにやった割には上出来かな。
アフターケアと染めてみての感想
なんと3週間後に使う用のトリートメントも付属していて、アフターケアまで出来るのは感動しました。コスパすごく良い……!
3週間経ってみても今のところは色も抜けていないので、「染めたけど数日で戻ったよ」なんて事態は避けられました。
これが今後美容室で染める時にどう影響が出るかは分かりませんが、わたしみたいに応急処置をしたい方やお金を節約した時には良いかもしれません。
ぜひ興味のある方は試してみてはいかがでしょうかー!以上、セルフカラーのレポートでした!