こんにちは、Mihoです。
ワーホリや留学を決めた時、最初に気になるのが学校選びとどこに住むか問題。エージェント経由で学校を決める場合は、大抵は学校+住居をセットで手配する流れになると思います。
アイルランドで暮らすのならば、アイリッシュの家庭で一緒に暮らしてみたい!なんて方も多いのでは?
学校選びについての記事はこちら。
結論から言うと、わたしが滞在先に選んだのは”寮”でした。理由は自炊がしたかったのと、学校から近い寮で通学時間を極力減らしたかったからです。
エージェントには初めから、徒歩圏10分以内に寮があるところに絞って依頼をしました。
数ある学校の中からこれでぐっと選択肢が狭まったと思います。その理由についてもこれからお話していきたいと思います。
Contents
ホームステイは入居日の融通が利きやすい?!
ほとんどの学校は毎週月曜日に始まるので、その前の土曜or日曜に寮やホームステイ先に入居することになります。
少しでも安い航空券を狙って買ったわたしの航空券は木曜夜着。
土地勘の分からない場所で深夜に大荷物を持って移動できる気もしなかったので、木曜は空港近くのホテル、金曜はトリニティカレッジ(夏季限定で学生寮に泊まれる)に泊まりました。
その点、エージェントが推していたホームステイの場合は(交渉次第ですが)入居日も柔軟に対応してくれて、価格も寮よりは安いようです。
ただしファミリーの当たりハズレに加え、立地条件もある。学校まで徒歩やバスを乗り継ぐ必要がある。30分は徒歩圏内という常識。。。
滞在先の選択肢はどのくらいあるのか?
これからお話するのはあくまでもわたしが通っていた学校の場合です。違う学校になるとまた他の選択肢もあるのかもしれません
わたしの推測ですが安価な順でいくと
①ホームステイ
②レジデンスタイプの民間寮
③学校所有の寮
④朝・夕食付きの寮
【番外編】自分で住宅を見つける
わたしは寮の種類を指定はしていなかったのですが、徒歩10分圏内でキッチン付きと言う希望をエージェントに出していたので、③に絞られました。
学校が寮を持っている&徒歩圏内で行ける場所という条件だと数えるくらいしかないようです。
④は、クラスメイトが住んでいたところで学校まで歩いて3分くらい。相部屋ですが朝夕の食事付きの至れり尽くせり。その分高かったと思いますが便利さを優先すると値段の高さも比例するんですね……。
ホームステイは多く場合、通学にバスや電車を利用することになるので交通費(バス通学だと週€20×4週=月€100)が掛かるのでご注意を。
余談ですが、クラスメイトのブラジル人や韓国人の多くは自分たちで家を見つけて借りていました。
ダブリンにおいてこの2つの国は大きなコミュニティーがあり、住居探しだけでなく仕事、不用品の売買などもしていました。たくましい……!
ホームステイはどんな様子か(友人談)
わたしの持つホームステイのイメージは、現地の国の人の家庭で寝食を共にして、休みの日は一緒にどこかに出かける。そして家族で住むために家が広い分、きっと市の中心地から離れている ……と言うもの。
実際のところどうなの?ってことで友人に聞いてみました!学校まで徒歩で通えて裕福なご家庭ってラッキーな友達もいましたが、わたしの通っていた学校の場合はこんな感じ。
【ケース①】トルコ人の家族・電車通学時間80分
家族構成:4人
ホームステイの受け入れ最大:2人
通学時間:電車で40分の家。駅までの徒歩を含めると80分
家族の様子:最低限のコミュニケーション。ご飯はおいしい。
【ケース②】アイルランド人の家族・バス通学70分
家族構成:3人
ホームステイの受け入れ最大:3人
通学時間:バスで40分の家。バス停から学校までの徒歩を含めると70分
家族の様子:フレンドリーな家族で夕食時に今日の出来事を話す。ご飯はおいしい。
【ケース③】アイルランド人の家族・徒歩通学60分
家族構成:不明
ホームステイの受け入れ最大:不明
通学時間:徒歩で60分
家族の様子:ビジネスタイプの家庭で、土日(学校が休み)に在宅していると「天気が良いから出かけてきなさい」と外出を促す。ご飯の量が少ない。
食べ物の好み(宗教的な理由)は聞いてもらえて、ペットの有無はリクエストは出来るけれど必ずしも通るわけでは無い模様。
わたしが住んでいた学校所有の寮
わたしが住んでいた学校から徒歩5分ほどの寮の様子をご紹介します。2フロアで個室が4部屋、最大人数は5名。
共有のリビングルームとキッチン。
わたしがいた時は、ドイツ人×2、スペイン人、日本人の4名でした。夕方にリビングで今日の出来事の報告やみんなで勉強や仕事をしたり。みんな仲良く、きれい好きで揉めることも無かったです。
このランドリーコーナーの奥がわたしの部屋でした。
シャワー付きの部屋を希望したのですが、1人部屋が空いていなかったので、2人部屋を1人で使っていました。その分価格も1人部屋より高かったと思います。
バスタブ付きのうれしい誤算。アイルランドでは湯船に入れないと思っていたので、ここぞとばかりに入っていました。
滞在の後半は部屋が変わりちょうどいい広さに。アイルランドは真夏でも朝夕はひんやりな気温なので、これくらいの広さがちょうど良かったです。贅沢なことですが広すぎると寒いんですよね……。
寮メンバーを誘って日本食パーティーもしました。わたしは短期間(1ヵ月)でしたが、色んな国の人達と生活を共有できていい経験。
ただメンバーによっては生活音がうるさかったり、共有スペースをきれいに保てない人もいたりでストレスになる場合もあるようです。
「mihoが出た後に入ってきた人がクレイジーなの」と同じ国同士でも揉めていたようなので、寮のメンバーも運なんでしょうね……。
結局のところどっちが良いの?
これは本当に好みによりけりだと思うのですが、現地の生活を体験したいならホームステイで、自由を求めるなら寮でしょうかね?
わたしは寮生活を選んで結果満足だったのですが、ホームステイでアイリッシュの家庭に当たり楽しく過ごせていた友人も沢山います。
旅行でなく長期での滞在方法を決めるのはとても悩むもの。
現地の生活を体験してみたいのか?
日本からの生活リズムを崩さずに暮らしたいのか?
便利さを優先して勉強に集中できる環境にしたいのか?
……などなど。「自分が何を求めるか」を考えて決めてみるが良いかもしれませんね。