アイルランドに来てからカフェによく行くようになりました。そこで頼むようになったのがホットチョコレート。お店によってはココアのようにミルク多めのさらさらタイプや、濃厚タイプなど様々。
わたしがダブリンの色んなカフェでホットチョコレートを飲み歩いてみて、一番「これはおいしーーー!」と感動したのが “Butlers Chocolate” (バトラーズチョコレート)。
チョコレート屋さんのホットチョコレートなだけあって、こってり濃厚で飲むだけで幸せな気持ちになれるのでおすすめです♡
Contents
Butlers Chocolateとは
ダブリンでは言わずと知れた有名店ですが、日本にはまだ進出していないので馴染みのないブランド。価格帯はゴディバより少し安くて、ラッピングも高級感があるのでお土産に最適。
街中も空港の免税も価格は同じなので、帰りのスーツケースがパンパンで入らない時は、空港で買うのもありです!ダブリン空港のターミナル1、2どちらでも売っています。
Chocolate Experienceって何ぞや?価格は…?
何気なくバトラーズのホームページを見ていたところ、工場見学をやっているではないか……!
気になる内容はこんな感じ。
- Watch the chocolate movie
- Wander around the interactive chocolate museum
- Savour the aroma from the chocolate Gallery
- Enjoy chocolate demonstration
- Decorate your own chocolate to take with you
どうやらチョコレートの歴史を学び、チョコレートのデコレーションをするらしい。
外国のチョコレート工場=チャーリーとチョコレート工場のイメージが勝手に膨らみ、期待値が上がるばかり。早速WEBから申し込み。大人は€14.25(約1,750円)でした。
チョコレート工場までの行き方
気になる場所ですが、めちゃめちゃ郊外でもなくダブリン市内にあります。シティーセンターからは27番のバス一本で行けます。
# 4383 Barryscourt Rd, Colaiste Dhulaigh (Just past the side entrance to Northside Shopping Centre, McDonalds).
住所をGoogle Mapに入れて進むも「この道であっているのかな……?」と、不安になるほど殺風景な道。
ひたすら歩くこと20分ほど。ついに到着……!
入り口辺りに集合して、時間になったら申し込みの番号を受付の人に伝えて準備は完了!
チョコ、チョコ、チョコ……!の世界
支給された白衣に着替えて開始いざ見学の始まりはじまり!
我々のような妙齢レディーズだけの参加は皆無。だけども子供がはしゃいでいて、その様子を目を細めて見ているジジババを見るのは(ややこしい)平和そのもののでした。
生産ラインを眼下に見ながらチョコレートの説明を聞くのですが、もうチョコレートの香りが充満していて幸せいっぱい。過呼吸気味に深呼吸をしまくりました(笑)
なんでも、一年で一番忙しいのはクリスマスでもバレンタインでもなくてイースターなんですって。意外ですよね。工場にはすでに沢山の卵型のチョコレートたちが並んでいました。
バトラーズの歴史を学んだり、チョコレートの短編映画を観たり。その都度、チョコレートが配られるので始めは嬉々としていたものの、チョコ尽くしに段々としょっぱいものを欲するように……。
チョコレートにチョコレートでデコレーション
見学の後は、用意された各自チョコレートに色塗り体験、色塗りって言ってもチョコレートにチョコレートでデコります。
何でかサンタ(行ったのは年始)でした。お店にツリーもまだ飾ってあったし、年が明けてもクリスマス気分は抜けきらないアイルランドいいね。
塗りながら食べている子供もいて、ママが注意するのかと思いきやママも食べ始めていて(笑)なんか自由で良いすね。
ぬりぬりぬり……
デコが終わったらラッピングをして、全ての見学ツアーが終了。
食べ切れないので、包丁で割って友達におすそ分け。人形とか動物系って割るのに罪悪感ありますよね。ごめんよ、サンタよ……。
併設のカフェでティータイム
見学の後は併設のカフェでひと休み。ラインナップは街中にあるカフェと同じでした。日本だと工場直営で限定品とか売りそうですけど、全く同じ。
いつもなら迷わずホットチョコレート一択ですが、甘くないものを欲してチョコレート専門店で紅茶を飲む。
お供はラズベリーココナッツケーキ。隣に座っていたマダムが「これあげるわ♪」とチョコレートをくれました。(バトラーズはドリンクを頼むと好きなチョコレートをひとつ貰える)
きっとマダムもToo muchだったんだろう……。
【おまけ】担々麺で〆
家に帰りしな「辛いもの食べたいーーー!!」と意見が一致し、おすすめのお店に連れて行ってもらいました。
アイルランド在住歴の長い日本人の方のおすすめとあって、間違いない美味しさ。ただ辛いだけでなくて、山椒の痺れ系の辛さ。スパイシーとノンスパイシーが選べました。
わたしはスパイシーにしたのですが、最後の方は胃がむかむかするくらい辛い。でもここまでガツンと辛いのをダブリンで食べられるのは幸せ(笑)
行ってみての感想
大人になって社会科見学をすることも無かったので、チョコレートを作る過程や歴史を学ぶのは新鮮な体験でした。
旅行でダブリンに訪れるならばわざわざ行くところでもないですが、長期滞在中にダブリン内で「何かしたい!」って時には良いかもしれません。
チョコレートにワクワクしている子供達を見るだけでも十分幸せな一日でした。興味がある方はぜひぜひ行ってみてください~!